伊那文化会館
今回ご紹介するのは南信、伊那市にあるプラネタリウムです!
伊那といえば『伊那谷』。
空の広い伊那は星がとても綺麗に見えます。まさに絶好の星空スポットですね!

今回のプラネタリウムは春日城址である春日公園内にあります。見えにくいですが、写真中央が入り口です。 道路側の入り口から入り、左手の階段を上がったすぐ先が受付になります。
入場料は小学生未満は無料、小中学生は100円、高校生以上は250円です。上映日時は土、日の10時半から、13時半から、15時からの三回。
春休み、夏休みは平日も午後の二回だけ上映しています。
なぜ午後だけなのかお聞きしたところ、午前中は宿題をするようにらしいです。
ホームページから団体予約をすると貸切状態でプラネタリウムが楽しめます広いプラネタリウムを自分たちだけで満喫、なんて素敵だと思いませんか?予約なしの場合、チケットの受付開始は上映開始15分前になります。
上映時間は約50分。
前半はその日の伊那の夜空を投影し、その日に見える星座を解説してもらえます。
ここで皆さんお気づきですか?ヒントは「今日の」ということです。
そう実はこのプラネタリウム、毎日、毎回解説内容が違うのです!
ここは常連さんが多く、また1日に二度閲覧する方もいるらしく、その時々のお客さんの反応によって『アドリブで』解説してくださいます。何度行っても楽しめる、プラネタリウム好きにはたまらない場所です!
後半は、アニメーション番組が流れます。
テーマはやはり「宇宙」ですが、普通のプラネタリウムではまず見れない、ちょっと変わった作品を見ることができます。
6月9日から夏のプログラムに変更になりました。
子供から大人まで、誰でも楽しめる作品の数々、兄弟や友人の方々と見に行かれてはどうでしょうか?
さてここで今回の上映で教えていただいた内容を少し、皆様にも紹介したいと思います。
宵の明星、明けの明星という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。 実はこの二つ、両方とも金星をさす言葉です。
日没後、西の空に輝く金星が「宵の明星」よく一番星と呼ばれるものです。日の出前に東の空に金星が輝いていることがあります。これが「明けの明星」です。 同じ星でも場所によって呼び方が変わるなんて、不思議ですね。
最近は日没後西と東、両方で明るい星が輝いています。西側は宵の明星金星、では東は?
正解は木星です。今だけ西と東の両方で一番星を見ることができます!ぜひ日没間近の空を見上げてみてください。
そしてもう一つ、みなさんご存知『北斗七星』。 実はこれ、おおぐま座の尻尾なんです!ご存知でしたか?
このおおぐま座、尻尾がとても長いです。なぜこんなにも長いかというと、理由はギリシャ神話内にあります。
神様がくまを星座にする時、尻尾をむんず、と掴み乱暴に空に投げましたそのため、星座になったくまの尻尾は伸びて長くなってしまったのです。なんとも痛々しい話ですね…
ギリシャ神話には星座に関係のある話がたくさんあります。 全部となるととても長くなってしまうので、何か一つ星座を決め、それにまつわる神話を調べてみると面白いと思います。
このように今見える星空についてや、星座についての豆知識などを教えていただけます。
星について知ると、夜空を見上げるのがとても楽しくなりますね!
プラネタリウムで知り、実際の夜空で探してみる…自分で見つけた時の感動はきっと格別ですよ!
お土産
ここ、伊那文化会館内のプラネタリウムではチケット売り場の隣でお土産が売られています。可愛いキーホルダーや夜空をモチーフにした手拭い、星座早見盤など星にまつわるものが数多く置かれています。
その中から今回ご紹介するのはコチラの2点!
誕生星座である黄道十二星座のキーホルダー。

そして同じく黄道十二星座がモチーフのアクセサリー。

黄道とは地球から見て太陽が動く道筋。その道に重なるように描かれている十三の星座。
その十三ある星座のうち、へびつかい座を抜いた十二の星座を『黄道十二宮(こうどうじゅうにきゅう)』『黄道十二星座(こうどうじゅうにせいざ)』と呼びます。これが誕生星座というわけです。
へびつかい座は大昔、12ヶ月それぞれに星座を当てはめた時に省かれてしまい、今現在もそのままとのこと。ちょっとかわいそうな気もします。
これは十二星座のキーホルダーの一つ、天秤座のものです。天秤を持っている、女の子でしょうか?

こちらのシリーズは各星座をイメージしたキャラクターのストラップとなっています。そしてこの子たちには必ずどこかに星のマークが入っているのです。
このゆるい可愛さ、何個も集めたくなってしまいます。
こちらは星座アクセサリーの一つ、魚座のチャームです。

十二星座それぞれにピンクの鈴と青の鈴のものがあります。
優しい色にワンポイントのチャーム、お出かけのお供にいかがでしょうか?