DROP TOKYO 岩野一真氏インタビュー

DROP TOKYO

岩野一真 氏 インタビュー

Q. 岩野さんは専門学校在学中はどのようなことを学んでいたのですか?またカメラも学んでいて大変ではありませんでしたか?

A. 僕は主に学校でマーケティングとかそういった分野を学んでいました。もし大学に行っていたとしたら経済学部に入ったと思うんですけど、ファッションが好きだったので専門学校を選びました。

やっていて楽しかったことは、トレンド調査や架空のお店があったときにどうプロモーションしていけばさらに売り上げが伸びるのかというのをプレゼンする授業などがありましたが、ないものを考えるという授業は好きでした。

カメラに関してなんですが、カメラは全く勉強をしたことがなくてDROP TOKYOに入ったときに、必然的にカメラが必要で買いに行って撮りながら、ああでもない、こうでもないって言いながらやっていましたね。毎日反復練習のように撮れるのがストリートスナップの良いところなので、カメラマンのアシスタントにつくよりも自分でやりながら覚えていました。なので技術はそこまでないかもしれませんが自分の好きな写真やDROP TOKYOっぽい写真っていうのは、1年後ぐらいには撮れるようになっていたので回数で感覚が身についたと思っています。

 

Q. 学生時代はどんな生徒でしたか?

A. 見た目で言ったら、先生方の間では「オンリースパッツボーイ」って呼ばれていて毎日スパッツをはいていました(笑)。男性がはくとショートパンツに合わせるとか、トップスを長めにして合わせるじゃないですか、それをチビティーみたいなのを着てスパッツで歩くので如何わしい感じになってしまいましたね(笑)。だけどそれも個のアイデンティティだと思っていて、当時スキニーパンツが流行りだしてそれよりももっと細いのってスパッツじゃない?っていう安易な考えからそれをやり始めました。結構尖ったファッションをする学生でしたね(笑)。

でも、根はまじめで自分の好きな分野だったらすごいのめりこむタイプだったので、授業も出ていたし、課題も文句を言いつつ美味しいところを持っていこうとしていましたね。

Q. 在学中はずっと「オンリースパッツボーイ」だったのですか?

A. そうですね(笑)。本当にずっと「オンリースパッツボーイ」でした。1回だけハイレグの水着みたいなのにスパッツを合わせて学校に行った時があって、しかもレインボーで(笑)。その時は結構引かれましたね。久しぶりに会う人にあれはやばかったねっていまだに話に上がるぐらい伝説的でした。

 

 

Q. もし今の仕事をやっていなかったら、どのような仕事をしていたと思いますか?

A. あまり考えたことがないのですが、実家がTシャツのプリント工場を営んでいて多分そこを継いでいたと思います。

 

 

Q. オシャレな人の基準は何だと思いますか?

A. ファッションだけではなくてヘアーも合わせたトータルじゃないとオシャレに見えないっていうのはドロップトーキョーをやっていて思います。例えばオシャレな服を着るのは誰でもできるけど、ヘアアレンジやヘアカラーがそのファッションに合っていなくない?って思うと全然オシャレじゃ無く見えてきてしまいます。なのでトータルファッションがオシャレの基準だと思います。

 

 

Q. 撮ってみたいアーティストなどはいますか?

A. 今まで小松菜奈さんを撮りたいと思って頑張っていて、小松菜奈さんを撮れたら引退するって言うぐらい撮りたかったんですがそしたら去年、集英社と一緒にドロップトーキョーの写真集を出したんですね。そこの表紙で小松菜奈さんを起用することができてしまい、その目標は達成しました。

次狙っているのは…、中条あやみさんと佐藤健さんですね。

Q. 学生時代、洋服にいくらかけていましたか?

A. 月10万円ぐらいですかね。文化の子たちや僕もそうだったんですが、食堂に280円ぐらいの蕎麦があってそればかり食べるぐらい食事を我慢して洋服に費やしていました。

 

Q. 今日のコーディネイトのポイントを教えてください。

 

A. そんなこと聞かれたことないです(笑)。

今日コーディネイトのポイントを聞かれると思っていなくて、今気づいたんですけど多分全身N.HOOLYWOODですね(笑)。

 

Q. スカウトする際は、どういう子をスカウトしますか?

 

A. かわいい子やスタイルのいい子は沢山いると思うんですけど、やっぱりキャラクターですね。話してみてその人に魅力を感じるかどうかっていうのを大事にしていて、結局いい人じゃないとお仕事も進まなかったりするんですね。例えば話していて自分と波長が合わなかったなって思ったら、もしかしたら他の人だったら合うかもしれないっていう考え方をどうしても持ってしまうので、必然的に自分が話してみてこの人応援してみたいなと思う子に結果論としてはなってしまいますね。

 

Q.ではスタイルは関係ということですか?

A. スタイルはあまり関係ないかもしれないですね。個のアイデンティティが確立されていて話していて面白いなとか、その服なんで着たの?って質問した時に返し方ひとつで受ける印象が変わるじゃないですか。それで面白いなって思うとより興味がわいてきますね。

声をかけてみて話をして写真を撮って何か違うって思うのが連続するとお蔵入りっていうパターンもあります。

 

Q.最後に今後の目標はありますか?

A. DROP TOKYOが東京をベースにして、ストリートスナップというカルチャーを牽引することができていると思っているので、それを海外に展開していく事ですね。今取り組んでいることで言うと、DROP KOREAというのを先にトライしていて、Instagramのアカウントで drop_korea があるんですがそこを徐々に蓄えています。ゆくゆくは日本で自分がこの人いいなと思った仲間を海外に派遣して、そこにDROP TOKYOと同じようなストリートスナップだけをやる、そしてローカルに根付いたコミュニティを形成していくフォトグラファーがいれば、例えばロンドンに行ったとしたらロンドンでコミュニティができていく、パリに行ったとしたらパリのコミュニティができていくという同じ現象が起きると思うのであとはそれをやるだけですね。

今回インタビューをさせていただいて印象に残っているのは、学生時代オンリースパッツボーイだったというお話で、周りから引かれても自分のスタイルを曲げずに毎日着て、伝説に残るぐらいインパクトのあるコーディネートをしてきたこともあったと言っていましたが、岩野さんは他の人の意見に左右されずに自分のファッションを貫き通していてかっこいいと思いました。

スカウトをする際どういう子をスカウトするのかという質問で、スタイルやその人が可愛い、キレイとかは関係なく、個のアイデンティティが確立されている人をスカウトすると言っていて、確かに自分は何が好きなのか、自分はこういう人間だというのを理解していないと、つまらないなと思いました。自分を持っていなかったら個性はないだろうし、他の人から見ても普通に見えてしまうから、他の人と比べられるような個性の強い人の方がいいのかなとインタビューをしていて感じました。

私は自分を持っていないと思っています。デザインを考えたり、意見を言うと時、人の意見に左右されて思ったことを言えなかったり、ファッションも周りの目を気にして変ではないかと考え、自分の好きなようにできていないと気づきましたが、今回インタビューをして学んだことが沢山ありました。これからもっと自分の意見を言う機会が増えたり、就職するにも自分を持っていた方が有利だと思うので、個性を持ち、自信を持って、そして自分らしくしていこうと思います。

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