植物の宝庫~池の平湿原~

植物の宝庫~池の平湿原~

ひどく暑い日が続きましたが夏も終わり、ようやく涼しくなってきましたね。
季節の変わり目、風邪を引かないように気をつけないといけませんね。
 
今回は特別編ということで私が夏休み中に訪れた自然溢れる素敵な場所をご紹介しようと思います!
上田市と小諸市の間にある『東御市』
そこにそびえる三方ヶ峰、その頂上付近に広がるのが今回紹介する『池の平湿原』です!
大昔の火口が湿原化した場所で少し変わった綺麗な景色が見られます。
 
この山、何と言っても坂が急なので馬力の弱い軽自動車で行くのはお勧めしません。急勾配とはこのようなことを言うのかというほど凄い坂になっています。
 
駐車場があり普通車1台、500円です。
湿原内はそれほど坂はありませんが、ルートによっては多少登り下りがあります。
それでもきつくは無い程度ですし、道も整備されているので風景や花々、木々を見ながら楽しく歩けますよ!
 
池の平湿原は気候が独特なため、里山に生息する動植物と高山性の動植物が入り乱れ生息しているのです。
まさしくここは高山植物、そして花の宝庫なんです!他にも珍しい蝶なんかもいますよ
 
中心部は野原のようになっていて木もはえていないので空を近くに感じることができます。
上を見上げれば綺麗な空、下を向けば美しい草花。
晴れていると本当に綺麗な景色が見られますよ!
背の低い木がぴょこぴょこ生えています。
この湿原、何と言っても見どころは花です。珍しい高山植物から里山にも咲く花まで数多の種類の花を見ることができます。しかし変わった気候のせいかどれもいつも見るものとは少し違った色合いをしています。
 
ここの花は群生しているのではなく、彼方此方にちょこちょこ咲いているのでとても可愛いいです。
 
目の冴えるような青色をしているのが「エゾリンドウ」、その隣の黄色い花は「アキノキリンソウ」といいます。
エゾリンドウは湿地帯、アキノキリンソウは日当たりの良い山地に生える多年草です。
青と黄色のコントラストがとても鮮やかです。
こちらはご存知の方も多いのでは無いでしょうか?そう「ノアザミ」です1
普段目にするものよりも色が青っぽい気がします。落ち着いた赤紫色という感じでした。
背も高く4、50cmくらいあったと思います。
こちらの花は「マツムシソウ」と言い、日当たりの良い高山地に生える植物です。名前の由来は松虫が鳴きだす頃に咲くからや、松虫が鳴くような環境に生えるからなど諸説あります。
大きい、独特な形の花が特徴です。個人的には形がまつぼっくりに似ているなと思いました。
花の見ごろは初夏~秋頃までです。
9月になると花に代わりカエデやカラマツが鮮やかに色づきます。また変わった神秘的な光景になりそうですね。
 
花以外にも歩いて見て回るとこんな素敵な風景に出会えることも!
 
写真は少し曇ってしまっていますが
高所だからこそ見ることのできる景色もありますよ。
雲が目の前で動いているのを見たときは感動しました。
運が良ければ雲の中に入れることも

幻想的で鮮やかで穏やかな場所。ぜひカメラ片手にお出かけください!

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